内視鏡検査(胃カメラ)について
当院では、上部消化管内視鏡(通称「胃カメラ」)検査を行っております。この検査では食道・胃・十二指腸を調べます。わが国では欧米諸国と比べて、胃や十二指腸の潰瘍・胃がん・食道がんや慢性胃炎・逆流性食道炎などの上部消化管の病気になる方の割合が大きく、どなたにとっても決して他人事ではありません。またこれらの疾患は自覚症状がないまま進行し、命に係わる重篤な容態にいたることもよくあります。半面、内視鏡検査で早期に発見すれば適切な治療で治癒する可能性が非常に大きいのです。
当院では検査のつらさ(主に吐き気)を軽減するため、経鼻内視鏡を導入しております。以下のような症状のある方、また症状がなくてもまだ調べたことがない方は、ぜひ内視鏡検査を受けていただくことをお勧めいたします。
このような症状の方は
内視鏡検査(胃カメラ)を
おすすめします
- みずおちのあたりに痛みを感じる
- げっぷや胸焼け、胃のむかつきやもたれている感じがする
- 喉や胸に異物感がある
- 体重が減少傾向にある
- 健康診断などでピロリ菌を指摘された
- 貧血気味
- お酒を飲む習慣がある(もしくは酔いやすい)
- タバコを吸う
- 過去に胃潰瘍や十二指腸潰瘍になったことがある
- 胃がんを患っている血縁者がいる(いた)
- 40歳以上だが胃内視鏡検査を受けたことがない
- 健診やバリウム検査などで異常が見つかった